2008年05月04日
第20回山口100萩往還マラニック大会
今年は20回の節目の大会だったようで、偶然にもそういう節目に出場できラッキーでした。
前日山口入りし、朝4:30からの受付に備えて早めに睡眠。
しかし、なかなか寝付けず・・・
十分な睡眠が取れないまま朝を迎えました。
サロマ湖でもこうなる恐れはありますから、対策を考えなければなりませんね。
当日、ぎりぎりまで着るウエアーが決まりません。コースを知らないので、仕方ないところはあるけれど・・・
結局、長袖シャツの上に半袖シャツ(ゼッケンをつけた)を着、下はセミロングのタイツで。
スタートは、6:30から50人ずつのウェーブスタート。僕は最後尾に位置しました。
いよいよスタートの時間。
この大会恒例の「エイ!エイ!オー!」というかけ声とともにスタートします。
一般道をしばらく走って、萩往還へ。
「はっ!」
萩往還を見た瞬間、息をのんでしましました。
険しい道だとは想像してましたが、こんなに険しいのか・・・
とても走って上がれる道ではありません。
しかも道は石畳だったり、瓦礫だったり・・・
登りは歩き、下りは走る。
先日Oさんと走った峰山がとても参考になりました。
往路大きな峠が二つありました。
途中で250kmの部、140kmの部のランナーとすれ違います。
お互いに拍手をして、健闘を讃えます。
これがものすごく気持ちいい。
僕は拍手をして彼らの健闘を讃えているのですが、実は彼らから元気を貰っているのだと。
本当に気持ちよく走りることができました。
また、登りを歩いた分、下りのペースが上がり過ぎていたのかもしれません。
30kmあたりから脚が出なくなり、なんとか萩城跡に到着。
往路 4時間1分。
ここから着た道を帰ります。つまりもう一度、二つ峠を越えて行かねばなりません。
しかも一般道も往路より復路の方が上り坂が多かったようです。
前半はやはりオーバーペースだったようで、一般道のわずかな登りさえ走れなくなりました。
歩いているのに、息がぜぇぜぇ・・・ぜぇぜぇ・・・ちっとも息が整いません。
それでもゴールはできるという、変な自信はありました。
脚や身体はもちろん痛みは少しあるのですが(実際途中で何度か足がつりました)、歩けない・走れないというものではなかったのです。
ジム通いのおかげで身体がだいぶんできてきたのでしょう。
最後の峠を越えて、ラストの一般道。
いっぱい歩いてしまったけれど、最後ぐらいは走ってゴールしたい!
他のランナーも同じ考えだったのでしょう。みんな走っています。
ぼろぼろでもう走れそうになかった250kmの部のランナーもすごい勢いで僕を抜いていきました(笑)。
最後の角にスタッフジャンパーを着た人が見えてきました。
もう少し!
声援をおくってくれる人たちも増えてきました。
僕は会釈をするのが精一杯で、それでもなんとか笑顔をつくろうとしました。
なんだか泣きそうになりながら走っていました。
10時間44分(正確にはわかりません、時計を止め忘れました。)。
つまり復路で6時間43分かかっています。
まだまだ初心者、ペース配分がまずいようですな。
Posted by donguriblack at 23:00│Comments(0)
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